茂木さんがマグロの記事をアップしているのを拝見し、玄界灘のキャスティングマグロの歴史を振り返ろうと過去の写真を探しました。

私が玄界灘でクロマグロに出会ったのは2005年の正月頃。

開業してからはお客様と共にマグロに狂った毎日でした。

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当時は7割マグロ3割ヒラマサ

朝2時半に起きて4時半には現場に着き、夜9時に港に入るという毎日を39日間続けた時もありましたが、疲れすら感じないぐらいに毎日マグロが湧きまくり、夢中になってました。

職漁船は350キロを上げたり、24時間ファイトしたなど色々な話も入ってきました。職漁船とのトラブルも本当に多く、山あり谷ありでしたが、理解ある地元の方々のお陰で今ではトラブルもほぼありません。マグロが居ないのもありますが(笑)。

今ではヒラマサキャスティングのイメージが強い玄界灘ですが、当時は7割マグロ3割ヒラマサぐらいの割合で出港していました。

2010年あたりからマグロが玄界灘から消え始め、2か月間1匹も釣れない時も多々ありました。

徐々に狙いはヒラマサに変わり、今では9割ヒラマサ、1割マグロとチェンジしていきました。

マグロ資源が減ってきた当時、茂木さんがクロマグロを増やす為のデモを発足しました。3年連続で皆んなで叫びに行きました。

リリースするアングラーも増え資源回復へ

その時の功績も大きくあり現在ではクロマグロ資源は回復してきています。

玄界灘ではまだ感じられ無いものの毎年足を運ぶ津軽海峡では信じられないぐらいのマグロが沸いています。

リリースするアングラーも増え資源回復を津軽海峡で実感しています。

海流や餌の関係性もあるでしょうが玄界灘にこのマグロ達がいつか帰って来た時には、またあの時の様な興奮を皆様に味わって頂きたい!

マグロを釣らせる事に腕が鈍っている船長にならない様にも、アングラーとしてスキルを磨く為にも、一昨年やられたマグロにリベンジする為にも青森に通いつづけ勉強したいと思います。 

クロマグロまだまだ増えてくれ!

当時の写真の一部を掲載します。(クリックで拡大)